バンギラス砂 構築理念

対人戦で「戦える」構築とは相手に「勝てる」可能性をある程度以上の水準で備えている構築.
そのため,相手と戦うための構築理念は絞られてくる.
この構築理念の段階で全く新しい奇抜な発想にて要綱を満たすものを生み出せる人は本当にセンスのある人だったり所謂天才ってやつなんだと思う.
勿論俺は斬新な発想は持ち合わせていないので極当たり前,至極当然の摂理に従って構築するのみ.
バンギラス砂を構築する際の手法として俺が考えてるものは大体以下の5通り.


バンギラス(と削りで)で場を整えてから抜きを狙う.
抜きは当然上からの一貫した打点を持ちたいので採用されるポケモンは限られる.
上から打点を持つ類の抜きは天候が重要であったりして管理がやや難しいのと地震での火力が不十分であったりすることが多いので個人的にはあまり得意ではない.


バンギラスと補完し合える受けがベースとなってサイクルを回す.
受け主体と言うことでサイクルが長引くと不利なので能動的に相手の削りを促進する手段を加えた方が良い.
当然抜きを合わせて削りからの好機を狙って行くのもあり.


鈍足中心で構築すると常に上からの縛りに押さえられ劣勢を強いられる.
そこで被役割対象あるいは役割を持たない相手の繰り出しに対して電磁波を撒き打点の優劣を逆転,上からの高打点を確保する.
種族値を遺憾なく発揮できるため低種族値相手に運負けする悲劇も起きにくいと思う.


役割関係から逸脱した存在を生成することで強引に負け筋を消し勝ちを拾う.
運が絡むこともあるが構築段階で選出意義を明確にしてあいまいな立ち回りを極力減らせるとベター.


交代技で無理やり有利対面を作り出してしまえば鉢巻バンギラスが動きやすく一貫した高火力を押し付けやすい.
単純に有利対面が増える分だけダメージレースで得をするので鉢巻バンギラス以外に繋ぐパターンでもアドバンテージを得やすい.


他にも方法としてはたくさんあると思うけど俺は大体こんなのを組み合わせて考えてる.
難しいこと考えるのが苦手なので分かりやすい概念で取りかかってるけどスペックが高いポケモンたちのおかげで結構なんとかなる.
斬新な発想も良いけど分かりやすいアドの取り方を意識して組んだ方がサクサク組めて楽チン.