鉢巻バンギラスvsユキトド

たまには立ち回りとかも記事にしてみる.
まさにチラ裏だから自分で考えたい人はスルー推奨.
    

鉢巻バンギラスは単体で見てもユキノオー+トドゼルガに対する刺さり具合はかなりのもの.
初手でバンギラスユキノオーが対面した際に相手は引くか突っ張るかの2択.
バンギラス側としてはストーンエッジor馬鹿力が一貫する場面.


天候は両者のS次第だけど鉢巻バンギラスはS113の準速を確保したい.
こうすることで意地っ張りAS珠ユキノオーにタイマンで勝てるようになる.
ユキノオーウッドハンマーは採用されづらいだろうしとりあえずは珠ウッドハンマーに負けないようにすると良い.
陽気AS珠は無警戒で良いのかと思う人もいるだろうけどこれは以下のことから否定的であると理解できると思う.

∴守る→氷の礫の流れで最悪でも相討ち

∴守る→氷の礫でカイリューが落ちない場合がある

カイリューのような高火力は一回でも多く行動させるとダメージレース上圧倒的に不利になるので陽気AS珠ユキノオーは使う気が起きない.


以下俺の勘違いが含まれているので注意.
次に陽気ASスカーフユキノオーだがS種族値の都合上,この場合のみ天候が霰になるはずなので容易に判別可能.
意地っ張りではボルトロスが抜けないのでスカーフユキノオーは陽気ASまでの仮想で良い.
A144ユキノオーウッドハンマー+霰ダメージ耐えにするとH175-B141必要でASがかなり犠牲になってしまう.

A-S 問題点
193-113 受けループに対する役割破壊が不安定
202-105 ユキノオーがフリーになる(最悪)

A202(204)-S113確保できればベストなんだけど欲張ると際限がなくてバンギラスでさえ種族値不足になってしまう.
ここは順当にA144ユキノオーウッドハンマー耐えまでにして霰ダメージまで耐えるのは諦めて相討ちにしよう.


・・・ここまで考えてふと勘違いに気付く.
スカーフユキノオーと対面したら天候は砂嵐だったw
よって普通にA144ユキノオーウッドハンマー耐えのH175-B134(132)程度まで確保して残りはASにぶっぱする形でFA.
種族値調整されてる感じがしてバンギラスはS61族,ユキノオーはS60族であるところに悪意を感じる.




以上よりvsユキノオー+トドゼルガに対しては初手バンギラスで圧力を掛けに行き対面できたら一貫性の出る馬鹿力で押して行けば良い.
ユキノオートドゼルガに刺さるのは勿論のこと後続で受け出しできそうなメタグロスガブリアスローブシンなどにもそれなりの打点になる.
後続には普通の構築ならまず間違いなく採用されるであろう格闘受け,鋼受け,竜受けなどがいると動きやすいはず.


実際は霰状態で襷ユキノオーを落とし損ねると草結びで逆に落とされてしまうので後続にトドゼルガに強い駒をもう1枚用意して択を増やすくらいの気持ちが良いと感じる.
ウッドハンマーユキノオーがいないなどと言う根拠のない排斥も危険でA158ユキノオーウッドハンマー耐えまで欲しいのだけれどそんなピンポメタ個体を意識するよりは最重要なASの確保を優先したい.
受けループに対する役割破壊が重んじられる鉢巻バンギラスにおいては,甘んじてA144ウッドハンマー意識までにとどめる形となるだろう.




(追記)
穴だらけの考察だと思ったので誤解のないように追記.
実際に俺が使ったパーティではユキノオートドゼルガに強めのメンツが多くて複数枚で見る形になっているのでこのような強硬な策も選択肢となると感じた.
鉢巻バンギラス1枚でこんな動きをさせるのは自殺行為なので採用する場合は構築を一度見渡して穴がないか,思考停止でぶっぱして襷草結びされた場合のリカバーが可能か確認して欲しい.
こちらとしてはローブシンヒードランナットレイと駒が揃っているので場合によってはバンギラス初手ではなく,初手ローブシンバンギラスとかバンギラスを選出せずに初手ランドロスヒードランとか色んな択があり得る.
一つの考えとして見て貰うのは大いに結構だが決してこれ単体で完成された戦術とは呼べず非常に稚拙な立ち回りなのでこれに固執せず柔軟に考えて動いて欲しい.

襷なのか珠なのか判別しづらくいずれにしろ厳しい択を迫られることになるのでユキノオーの処理は骨が折れる.
襷だとしてもバンギラスが引いてくる可能性を考えたら交代してきそうな気もする(だとしたら馬鹿力安定)けど個々人の見解の相違から安易に断定はできない.
安全に行くならやはり居座るかどうかを見る意味でもランドロス先発で蜻蛉帰りから入るのが一番無難な気はする.

参考までにこのパーティでの選出サンプルを呈示.

ユキノオートドゼルガ構築では珍しいが大文字持ちのスカーフガブリアスがいた場合にランドロスが過労死しやすい.
ヒードランの身代わり+めざパ氷,ナットレイのジャイロボールで殴り合えば良い試合ができる.

大文字持ちのスカーフガブリアスに厚くなるラティアス
ランドロスの過労死原因であるローブシンの負担も分散されて良い感じ.

バンギラスで負担を掛けに行く場合の基本となりそうな形.
仮に襷で耐えて草結びで落とされたとしても死に出しヒードランから優位に展開することで十分挽回を狙って行ける.
ヒードランが臆病個体であることが活きる顕著な例.